グルテンを含む食品

こちらのページでは、

・どんな食品にグルテンが含まれているか?
・体質的にグルテンが合わない人が、避けるべき食品は何か?

について、主食、惣菜など、グループ毎にまとめて紹介しています。
又、調味料など、グルテンが入っているか分かりずらい食品についてもお話しさせて頂きます。

改めて見てみると、小麦を使った食品が、思った以上に多いことに驚かれると思います。

ハンバーグの『つなぎ』など、見た目では分からないところに使われていたり、『お麩』のように、小麦を使っているとは思えないものが、実はグルテンの塊だったりすることもあるので、注意が必要です!

主食

◎パン  ◎パスタ  ◎ラーメン  ◎ピザ  ◎うどん  ◎焼きそば  ◎そうめん  ◎蕎麦(十割蕎麦を除く)  ◎お好み焼き  ◎天丼  ◎かつ丼  ◎カレーライス  ◎冷やし中華  ◎グラタン  ◎ラザニア など

惣菜

◎ハンバーグ  ◎トンカツ  ◎餃子  ◎シュウマイ  ◎天ぷら  ◎コロッケ  ◎メンチカツ  ◎クリームシチュー  ◎ビーフシチュー  ◎唐揚げ  ◎エビフライ  ◎蒲鉾などの練り製品 など

お菓子

◎ケーキ  ◎クッキー  ◎ドーナッツ  ◎ホットケーキ  ◎お饅頭  ◎蒸しパン  ◎アメリカンドッグ  ◎カステラ  ◎どら焼き  ◎大判焼き  ◎かりんとう  ◎クレープ  ◎ウェハース など

調味料

醤油、味噌、酢などの調味料には「小麦」が使われています。(使われていないものもあります)

なので、これらの調味料には「グルテンが含まれている」と考えてしまいそうですが、発酵調味料に関しては、発酵の過程でグルテンが分解されるため、グルテンは含まれていないそうです。

とは言え、「完全には分解できない」という説もあり、例えば「醤油」は、国際的な分類ではグルテンフリーではないそうです(2024.9現在)。

なので、セリアック病などの遺伝的な病気をお持ちの方や、過敏体質の方、又、グルテンではなく「小麦」自体にアレルギーをお持ちの方は、大豆のみで作られた「醤油」や「味噌」、又は「米酢」などを使用するといいと思います。

又、添加物(たん白加水分解物・加工でんぷんなど)にも小麦由来のものがあるので、心配な方は、商品に書かれている成分表示をチェックしてから購入するようにして下さい。

因みに私は、お醤油は、普通の小麦使用のものを使っていますが、特に体調が悪くなったことはありません。

他の調味料(ドレッシングなど)に関しても、添加物に小麦由来のものがあっても「少しなら平気かな?」と思って、使用しています。

でも中には「これを食べると体が痒くなる」とか、「怠くなる」みたいなものもあるので、そういうものは、次は買わないようにするなど、身体と相談しながらやってます(笑)

注意が必要な食品

一見、グルテンフリーと思われる食品の中に、小麦が使われている場合もあります。

例えば、「マカロン」は、卵白に砂糖やアーモンドプードルを混ぜて焼いた、グルテンフリーの焼き菓子ですが、最近では小麦粉が混ざっているものも販売されているようです。

又、「くず餅」は、関西では小麦粉は使わないようですが、関東のくず餅には小麦粉が使用されていて、地域によって原材料が異なる食品もあるようです。

なので、健康のためにグルテンフリーを実践している人は問題ないですが、体質的にグルテンが合わない人は、やはり原材料チェックはした方がいいと思います。

そして、特に注意が必要なのが、よくお味噌汁に入っている「お麩」です。

お麩は、和食のメニューに使われることが多いので、何となくグルテンフリーのイメージを持たれるかもしれません。ですが、お麩は小麦粉から取り出したグルテンを原料として作られています。

以前、結構有名なお料理サイトで、グルテンフリーハンバーグとして、お麩入りのハンバーグが紹介されていたことがありました。でも、お麩はグルテンの塊のようなものなので、特に注意が必要な食品だと思います。

私の場合、お麩は、少量でも、食べると体に不調を感じます。
初めは知らなかったのですが、気になって調べたら、お麩がグルテンから作られていると知って納得しました。

特にお麩は、主張せず、さりげなくお椀に浮かんでいるので(笑)、グルテン過敏症の人は注意が必要です。

大麦・ライ麦は食べても大丈夫?

グルテンフリー生活をしていると、このような疑問が浮かぶことがあると思います。

「小麦が食べられない人は、大麦・ライ麦も食べられないの?」。

これについて説明すると…、そもそもグルテンは、小麦に含まれる2種類のタンパク質「グルテニン・グリアシン」が、水によって合わさることで形成されます。

大麦にはこの2つのタンパク質は含まれていませんし、ライ麦は「グリアジン」しか持っていないため、グルテンは形成されない、ということです。

とは言え、大麦、ライ麦にもタンパク質は含まれていますし、ライ麦に関しては、小麦と同じ「グリアジン」が含まれるため、これらを食べた時に、身体がグルテンと勘違いして、反応を起こす場合もあるそうです。

なので、過敏体質の方や重篤な症状をお持ちの方が、大麦、ライ麦を食べる時は注意する必要があります。

因みに私は、ライ麦は試したことがないのですが、大麦粉を使って作る焼き菓子、ダックワースなどは、食べても体に不調を感じないので、大麦は大丈夫みたいです。

こうして見てみると、本当にたくさんの食品に小麦が使われていて、「好きなものが食べられない!」と残念に思う人もいるかもしれません。でも最近は、小麦の代替品もたくさん出ていますので、安心して下さい♪

別のページで、小麦の代替品を紹介していますので、興味のある人は、是非そちらもチェックしてみて下さい!