グルテンフリー食品について

これまで、「グルテン」や「グルテンを含む食品」についてお話ししてきました。
こちらのページでは、グルテンを含む食品の代わりになるもの、『グルテンフリー食品』の紹介をさせて頂きます。

又、皆さんの中には、グルテンフリー生活に興味はあるけど、
「ちょっと大変そう…」
「続けられるか不安」
と思われている方もいるのではないでしょうか？

そのような方達が、もっと気軽にグルテンフリー生活を始められるよう、グルテンフリー食の取り入れ方についても、お話させて頂きます。
あくまでも私の考えですが、参考にして頂ければ幸いです。

グルテンフリー食品

主食・副食

おやつ

グルテンフリー食の取り入れ方

グルテンフリー食は、元々は、セリアック病という、遺伝的に小麦が合わない体質を持つ人の治療法の一つでした。
それを普通の人が試したら、体調が良くなる人が多かったということで、一般的にも広まった食事法だそうですが、ここ最近は特に、グルテンフリー食品に関心を持つ人が増えてきたように思います。

その背景には、近年、アレルギーをお持ちのお子さんが増えたことや、テニスのジョコビッチ選手が、実は小麦アレルギーで、「小麦を除去したらパフォーマンスが向上した」というニュースが広まったこともあると思いますが、専門家の中に、「小麦はゼッタイに食べちゃダメ！」という人が出てきたのも、グルテンフリー食が注目されるようになった理由の一つではないかと思います。

なので、グルテンフリー食に興味を持つ人の中には、「小麦は食べてはいけないんだ」「グルテンフリー食にしなきゃ！」と思われている人もいるかもしれません。

確かに、小麦は、消化吸収されにくいとか、農薬が残りやすいなどの話も耳にします。
でも、体質の違いや、農薬の使い過ぎなどの問題もあると思うので、私は、小麦が一概に「ダメ」というわけではないと思います。

その証拠に、小麦は何千年も前から食べられてきたものですし、それに、私の祖母は、食パンを焦げるくらいにカリカリに焼いて食べるのが好きで、よく朝食に食べていましたが、98歳まで生きました（95歳までは病気もなくピンピンしていました）

なので、私は、全ての人が「グルテンフリー生活をするべきだ」とは思いません。

それに、欲しいグルテンフリー商品が、どのスーパーにも置いてあるわけではないですし、お値段も普通の小麦製品に比べると少し高めになるので、100％除去しようとすると、経済的、精神的にも負担になってしまいます。

だから、アレルギーや重篤な症状をお持ちの方は別ですが、そうでない場合…健康目的やダイエット目的の場合は、出来る範囲で、ゆるっとした感じのグルテンフリー生活でいいのではないかな、と私は思います。

実際に私は、調味料や添加物（小麦由来の）に関しては、それほど意識はしていません。
だから、100％除去はできてないと思いますが、それでも、主食やお惣菜、スイーツをノングルテンにしたら、
・体が軽くなった
・疲れにくくなった
・食欲が増した
など、体調に良い変化を感じられました。

これ（↑）を聞くと、
「調味料以外、ノングルテン…？ 無理(>_<)」
と思う人もいるかもしれませんね(;^_^A

確かに、私の場合は、体調不良がきっかけでグルテンフリー生活を始めたので、結構本格的にやってしまっていますが、中には、平日だけグルテンフリー食にして、土日は好きなものを食べるという人もいて、それでも体調に良い変化を感じられているそうです。

又、パンやパスタなどの主食だけをグルテンフリーにして、おかずは小麦使用のものも食べていいことにしている、という人もいます。

先程も言ったように、日本では、まだまだグルテンフリーは一般的ではないです。
なので、完璧にやろうとすると大変なので、もしもこれからグルテンフリー生活をしたいと思っている方がいるとしたら、ゆるっとした感じで始められてはいかがかな？と思います。

そのようにして気軽に取り入れていくうちに、小麦使用のものよりもグルテンフリーで作ったものの方が美味しいと感じるものも出てくるかもしれません。

実際に私は、市販のクリームシチューのルーよりも、米粉を使って自分で作ったシチューの方が、美味しくて断然好き！です(*^^*)

又、コージーコーナーさんのアレルゲンフリーの米粉ケーキは、生クリームではなく豆乳クリームを使っているので、あっさりしていて食べやすく、生クリームのケーキより、私は美味しいと思います。

こんなふうに意外な発見もあるかもしれませんし、嬉しい体調の変化もあるかもしれません。

なので、グルテンフリー食が気になる方、是非少しずつ取り入れて、”ゆるっとグルテンフリー生活”を始めてみては如何でしょうか？